マーベルユニバース、激動の時代に・・・
しわしわギャラクタスと
ひげひげフランクリン・リチャーズによる
マーベル歴史物語は続きます。
今号では80年代から90年代ごろに
マーベルコミックスで展開された
歴史が語られています。
現在我々がよく知るキャラクターたちがほぼ出揃い、
ダイナミックな物語が描かれた時代です。
まず描かれるのはX-MENの悲劇的なお話、
「ダークフェニックス・サーガ」です。
映画版X-MEN最終作の元になった物語です。
突如手に入れたフェニックスの力にジーン・グレイが翻弄され
他のX-MENたちがそれを支えながら問題を解決しようとするという
大筋は映画もコミックも同じですが、
内容はかなり違ったものになっているので、
映画を見て気になった方はぜひコミックも見てもらいたいです。
現在は邦訳版も出ているのでかなり読みやすいかと思います。
英雄キャプテン・マーベルの死も
マーベルユニバースにおいて大きな出来事でした。
毒ガスによりガンを発症したキャプテン・マーベルは
多くのヒーローに看取られながら亡くなります。
キャプテン・マーベルの名前は
現在キャロル・ダンバースが継いでいます。
大型クロスオーバー「インフィニティ・ガントレット」も
90年代に描かれた物語です。
インフィニティ・ジェム(映画と違いストーンじゃないんです)を
6つ集めたサノスがガントレットを作り
ジェムの力で願いを叶えようとするのに
ヒーローたちが立ち向かうというお話。
圧倒的なサノスの力の前にヒーローたちが
どんどんと倒されていく展開は
リアルタイムで読んでいたら
相当衝撃的だったのではないかと思います。
こちらも邦訳版が出ているので現在でも触れやすい作品です。
今号では他に、
神のような存在であるビヨンダーに集められたヒーロー、ヴィランが
戦いを繰り広げる「シークレット・ウォーズ」や、
未来からやってきたミュータント ケーブルによるX-FORCEの結成、
最古のミュータントアポカリプスが支配した世界、
X-MENの指導者エグゼビア教授が生み出した
オンスロートとの戦いなどが語られています。
そして、次号予告は、
X-MENがまた大きな扱いになるような雰囲気を出しています。
さらに、甲冑を着込んだハルクや、
電気使いのヴィランのエレクトロが登場していることから
次号は90年代後半から2000年代の出来事が
描かれるのではないかと思います。
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