いなくなった同級生を探して・・・
前回の#4の最後で「近々紹介したいです」と
書いてからだいぶ間が空いてしまいました。
そうこうしている内に邦訳の出版予定日もじわじわ近づいています。
12月予定なので発売したら多くの人に読んでもらいたいものです。
さて、ストレンジなアカデミーは第5話になりましたが、
魔法学校の生徒たちの人物紹介も続きます。
メキシコ出身のヘルマンは色々な動物のスピリットを召喚でき、
もっと魔法を極めると獣人に変身できるようです。
スピリットの緑色が綺麗ですね、グリーンランタンのよう。
ヘルマンがゾー(ふさふさ髪の少女)と
自身のオリジンについて話をしていると
川から黒いコートが流れてきます。
このコートの持ち主は前回鬼ごっこ中に
ホロウという木の精霊の住処に迷い込んだカルヴィン。
カルヴィンはホロウに捕らえられていたのです。
みんながカルヴィンの行方を話している中で
エミリーが「誰も気が付かなかったの?」と言うと
生意気小僧のアイリックが
「世話焼きのお前が気づかないなら誰も気づかないだろ」とナメた口をきき、
それにドイルが「彼女にそんな言い方するんじゃない!」と怒り
ケンカになるという学園モノあるあるの場面も。
そんな揉め事も落ち着き
カルヴィンをみんなで探しに行くのですが、
先生の手助けなしに、生徒が勉強したテレポート魔法の実践として
自分たちの力でカルヴィンの居場所に行きます。
生徒たちがちょっとずつ成長している様子が見られる
ストーリー展開っていいですね。
カルヴィンが捕らえられている沼にたどり着いた一同。
盗んだボートで探索を開始します。
途中エミリーとドイルがちょっといい雰囲気になったりしますが・・・
突如、木の枝に襲われバラバラになってしまいます。
何とか難を逃れたのはエミリー、ドイル、アイリックと氷の巨人ガスの4人。
ガスに先生を呼びに行かせましたが残りの3人はやはり木の枝に襲われ、
ホロウの目の前に連れてこられます。
そこでホロウは3人に向けて
「信じられん、ここ数か月すごい力を感じていたが、例の者がいるとは」
と謎の言葉を放ちます。
が、何のことかわからない3人は状況を打破するために
仲間たちと共にホロウと戦う選択をします。
さあ、この後どんな戦いが!?というところで次回へ続きます。
実は今回はカルヴィン探しの他にもう一つお話が動いています。
それは以前生徒たちを占った時に占い師が見たビジョンについてです。
ドイルの父親ドルマムゥが学園を壊滅させ、
ドクター・ストレンジもやられています。
こちらの話も今後のストーリーに
大きく絡んでくる要素になってくると思います。
<2021年10月17日 追記>
小プロブックスさんから1〜6話まで収録の邦訳本が
2021年10月21日発売予定です