自分は何者なのか・・・
「DEMON DAYS」シリーズ2話目は
副題に「THE YASHIDA SAGA」とついていることから
現代を舞台に、彼女の出生の秘密を巡る物語が
今後のメインになっていくと思われます。
主人公のヤシダ・マリコという名前は
今作で初めて登場する名前ではありません。
もともとウルヴァリン誌で登場した
ウルヴァリンの恋人の名前です。
もっと知りたい方は邦訳も出ている
『ウルヴァリン:バック・イン・ジャパン』が
おすすめです。
今作ではがらりと設定を変えて、
おばあちゃんとメイドのクロキと一緒に暮らす
女学生となっています。
時々不思議な夢を見るマリコ。
その夢とは、鬼のような角の生えた女性が
マリコの名前を呼ぶというもの。
マリコは夢のことをおばあちゃんに相談すると、
おばあちゃんは自分の過去を話し始めます。
おばあちゃんは若い頃呪師として霧咲山での修行をしていました。
そして女性の鬼の亡骸と、短刀を抱えた子供を見つけます。
その子供を自分の孫娘マリコとして育てていたのでした。
マリコを傷つけたくなくて今まで黙っていたという
おばあちゃんの気持ちもわかります。
マリコとおばあちゃんの話が一段落したところで
メイドのクロキが正体を現します。
彼女はオギンという鬼に雇われたスパイでした。
マリコの鬼の記憶が戻ったらオギンのところに連れて行くつもりで
マリコが小さい時からメイドとして傍にいたのでした。
ところがクロキはマリコと交流するうちに情がわいてしまい、
任務を遂行できないとマリコに伝えます。
と、そこに現れた一人の人物。
登場時の効果音からX-MENのナイトクローラーがモチーフと思われます。
彼はクロキを拘束、クロキもスパイらしい動きで反撃を試みますが、
連れ去られてしまうのでした。
そして、マリコは自分のルーツを探るため、クロキを助けるため、
家を旅立つことを決意します。
おばあちゃんにもらった鍵で開けた蔵の中にあった
短刀と鬼の面とともに・・・。
次回からマリコの旅が始まります。
予告を見ると、ミスティークのようなキャラと
スパイダーグウェンのようなキャラが登場しそうです。
どのような絡みを見せてくれるのでしょうか。