「WHAT IF?」 もしもシリーズです。
世代が世代なだけに、もしもシリーズというとドリフが思い浮かびますが、
マーベルコミックの世界にももしもシリーズがあります。
というか、おそらくマーベルの方が先ですね。
今回、シリーズ復刻ということで、色々な「WHAT IF?」が出版されました。
その中で読んだのは「もしも、フラッシュがスパイダーマンになったら」というお話。
フラッシュ・トンプソンは、
正史世界では高校時代にはピーターのクラスメイトで
ガリ勉のピーターをいじめるようなやつでした。
大人になってからはピーターと仲直りしたり、
エージェント・ヴェノムとして活躍したりします。
今回のお話では、
フラッシュが放射線を浴びた蜘蛛に噛まれスーパーパワーを得ます。
正史のピーター同様、初めは金を稼ぐために使いますが、
徐々にヒーローとしての活動を行なっていきます。
そして、その活動を撮影するのは、この世界のピーター。
正史世界同様に、スパイダーマンの写真を
デイリービューグルに売ることで生活しています。
ピーターがスパイダーマンにならなかったことで
ベンおじさんもメイおばさんも健在の優しい世界、とはいかず、
メイおばさんは血液のがんに侵され、治療には特別な血液が必要な状態。
ところが、その特殊な血液を積んだ船は何者かにジャックされてしまいます。
そこで、ピーターはおばさんを救うためにある行動に・・・
その時スパイダーマンであるフラッシュは・・・
なかなか予想外の展開でした。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
有名なこの言葉は出てきませんでしたが、
フラッシュはヒーロー活動を通してそれを学んだと思います。
What If? Spider-Man (2018) #1 (What If? (2018))
- 作者: Gerry Conway
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2018/10/03
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