今回は『SPIDER-GEDDON』を紹介をしようかと思いましたが、
その前に『EDGE OF SPIDER-GEDDON』を取り上げます。
以前#2の紹介をしましたが、
#1~#4までどれもおもしろい作品なので改めて振り返ります。
#1はスパイダーパンクのお話。
『スパイダーバース』を経て、
ノーマン・オズボーン大統領の統治を打ち砕いたスパイダーパンク。
彼のもとに未来から征服者カーンがやってきます。
カーンは未来でスパイダーパンクの版権を持ち、
おもちゃやら何やらを販売していましたが、
コミックや映画では飽き足らず、
リアルのスパイダーパンクを手に入れようとします。
キャップやハルクとの共闘など
バトルシーンがカッコいいところが
おすすめのポイントです。
#2は以前も紹介しましたが、
人型ロボット「Sp//dr」に乗って戦うペニー・パーカーのお話です。
ライバルキャラとして「VEN#M」が登場しますが、
その姿はエヴァ参号機にかなり近く、ストーリーも
「エヴァンゲリオン」の影響を受けたような展開になっています。
ペニーは現在上映中の『スパイダーバース』にも登場していますね。
映画のキャラデザインはコミックよりも
デフォルメされてカワイさが強調されていますが、
映画のペニーも素敵だと思います。
#3はベンおじさんとピーター、二人のスパイダーマンのお話です。
本家スパイダーマンよりも幼いピーターと、
ガタイのいいベンおじさんのコンビです。
ベンおじさんがバーで、
自身がピーターからの輸血でパワーを得たことや
そのパワーで街を守ってきたことなどを振り返ります。
#4はノーマン・オズボーンがスパイダーマンになった世界の話。
スパイダー・ノーマンのデザインは6本腕でヘルメット型マスク姿。
従来のスパイダーマンからは外れていますが
なかなかかっこいいのではないでしょうか。
この話はスパイダー・ノーマンと息子ハリーの戦いが描かれます。
そしてその戦いであることが起こり、
ノーマンがスパイダーゲドンに参戦することとなります。
現在はリーフというバラ売りも、
TPBという単行本にまとまったものもありますので、
気になったところを読むも良し、
一気に読んでスパイダーゲドンに繋げるも良しです。
- 作者: Jed MacKay,Zac Thompson,Lonnie Nadler,Gerard Way,Jason Latour,Aaron Kuder
- メディア: Kindle版
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<2021年1月30日追記>
なんと!3月19日に邦訳版が出版されます。
しかも「スパイダーゲドン」と
「エッジ・オブ・スパイダーゲドン」の2冊です。
今回紹介した「エッジj・オブ・スパイダーゲドン」は
「エッジ・オブ・スパイダーゲドン」に収録されています。
これでますます皆さんにスパイダーゲドンを
味わってもらうことができます。
さらに、3冊セットのボックスには、ボックス限定の
「スパイダーゲドン・カバートオプス」として
「スパイダーフォース編」と「スパイダーガール編」が
収録されています。
「スパイダーゲドン」を堪能したい人はぜひ3冊セットを!