マーベル学園モノの期待の新作登場です。
魔法使い、学園モノ、
先生は歴戦のヒーローたちと来れば
面白くないわけがありません。
主人公は、魔法の力をうまく使いこなせない女の子
エミリー・ブライト。
表紙の真ん中にいるヘッドホンを首にかけた子です。
おそらくこの作品から登場した新キャラです。
彼女が公園で試しに使った魔法の影響でモンスターが出現、
そこを助けてくれた謎の魔法使い。
その人が実は魔法学校の先生で、
エミリーを学校に誘いに来たのだった・・・
というところから始まるストーリーは
能力学園モノのオープニングとして
ベタかも知れませんがなかなか好きな展開です。
エミリーが入学する「ストレンジ・アカデミー」。
世界中から集められた生徒はバラエティに富んでいて、
人間だけでなくエルフやアスガルド人、氷の巨人に
ドルマムゥのご子息なんかもいます。
(表紙の下段真ん中がエルフ、
その両サイドの金髪のメガネとやんちゃがアスガルド人
燃えるカボチャのような頭がドルマムゥの息子です)
彼らは二人部屋の寮生活を送ることになるのですが、
仲良し同士の部屋もあれば
初日から喧嘩してしまった二人が同室のところもありで
一波乱も二波乱も起きそうな設定です。
校舎には魔法寄生虫の研究室や
不思議空間の部屋などがあります。
きっと他にも秘密の部屋があるのでしょう。
そこにうっかり入ってしまって
とんでもないトラブルに巻き込まれたり・・・
今後のストーリー展開が楽しみですね。
出てくる先生はこれまでのマーベル作品で活躍してきた
魔法使いです。
映画から入った人にも馴染みのある
スカーレットウィッチに、
エンシェントワン(コミックでは男性ですが)。
Huluのドラマも面白い「ランナウェイズ」のニコ・ミノル。
X-MENのマジックなど。
そしてもちろん、ドクター・ストレンジ。
彼らがそれぞれの得意分野を教えます。
今回の#1はまだキャラ紹介、舞台紹介が主ですが、
出てくるキャラクターも世界観も
ワクワクするようなものばかりです。
アーティストHUMBERTO RAMOSさんの絵も
日本人には親しみやすい感じだと思います。
まだ始まったばかりですので、
気になった方はぜひ追いかけてみてください。
Strange Academy (2020-) #1: Director’s Cut (English Edition)
- アーティスト:Ramos, Humberto
- 作者:Young, Skottie
- 発売日: 2020/03/04
- メディア: Kindle版
<2021年10月17日 追記>
小プロブックスさんから1〜6話まで収録の邦訳本が
2021年10月21日発売予定です