世界大戦の裏にも多くの能力者たちが存在した・・・
ギャラクタスとフランクリン・リチャーズが
世界の終わりに歴史を振り返る、このシリーズ。
第2話は主に第一次、第二次世界大戦の前後のお話です。
だんだんと見覚えのあるヒーローたちが登場するようになります。
ドイツ軍と戦っています。
この時代の彼らは後々出てくる同名のヒーローとは別人です。
また同時代の出来事として、
海底王国アトランティスのネイモアや
ヴァンパイアと人間のハーフであるブレイドの誕生が描かれています。
第二次世界大戦時代になると、
キャプテンアメリカ、バッキー、レッドスカルなどなど
後の時代に通じるヒーロー、ヴィランたちが登場します。
そしてこの時代には
他にも多くのヒーローたちがいたことが示されます。
戦後のマーベルユニバースも様々な事件が起こります。
スクラルから地球を守ったヒーローたちや、
ワンダ・マキシモフ“スカーレット・ウィッチ”の誕生、
グルートの襲来など。
この、デカくて車を足で掴んでいるのが当時のグルートです。
今の姿とは大違いですね。
ウルヴァリンがアダマンチウムを注入されて改造されるのも、この頃です。
ニック・フューリーがシールドやヘリキャリアを作ったり、
レッドスカルの策略でピーター・パーカーの両親が乗った飛行機が事故に遭ったり
ソーがドナルド・ブレイクとして人間界に送られたり、
ヒーローの時代の下地が出来上がった時代でもありますね。
そしてこの話は、ある4人組が宇宙ロケットに乗り込むところで終わります。
次号以降がまさにマーベルヒーローの時代と言えるでしょう。
最後に、この号のお気に入りポイントを一つ紹介します。
第二次大戦中のニック・フューリーと
その仲間ハウリングコマンドスを描いたシーンです。
コマの形が1、2、3、GOとなっていて、躍動感がすごく伝わってきます。
このように変わった形のコマを使った演出ってなかなかいいですよね。
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