すごいコミックが登場しました・・・
今回紹介するイメージコミックスの『HEDRA』は、
以前プレビューズ注文をしたときにも紹介しましたが、
中身を読んだら改めてすごい作品でした。
コミックの表現としてこんな方法もあるのか、
ということを知ってもらう意味で
アメコミと日本の漫画どっちが好きとか関係なく
大勢の人に読んでもらいたいです。
あらすじは前にも説明しましたが、
核戦争で荒廃した地球を救う何かを見つけるために
一人の宇宙飛行士が宇宙を旅するというもの。
この作品の何がすごいのか。
それは、これまでにあまり見たことのないコマの使い方です。
もしかしたら、こういった表現の漫画はあるのかもしれませんが、
私は初めて触れたので衝撃でした。
ページの基本的な構成は、
表紙にあるのと同じような小さいコマの連続なのですが
場面によってコマの形や配置を変えることで
ダイナミックな動きから繊細な動きまで表現しています。
1ページ9コマのクラシックなコミックの要素と
見開きとか大ゴマを使うようなコミックの
両方のいいとこ取りみたいな印象を受けました。
表現の話をしながら中身はあまり見せないという
矛盾した紹介になってしまいましたが、
もし興味を持っていただけたなら是非読んでみてください。
キンドルのリンクを貼っていますが、
アメコミショップで現物を手に入れてもらって、
できれば紙で読んでもらう方が楽しめると思います。