これ以上生徒の命を失うわけには・・・
ストレンジ・アカデミー7話は、
ホロウの沼に浮かぶボートにふたり
いい感じになるエミリーとドイルから始まります。
ドイル「誰も僕にキスしたことはないんだ」
エミリー「気にしないで、私がそれを変えるよ」
そんな話をしていると急にエミリーの体が燃え上がります。
・・・というところで目を覚ますエミリー。
全ては病室で見ていた夢でした。
隣のベッドにはドイルの亡骸が・・・。
エミリーのパワーの爆発と救助にやってきた先生達の力で
ホロウを退けることに成功。
しかし、その戦いの中で
ドイルがホロウによってパワーを吸い取られ命を落とし、
エミリーも強大なパワーの影響で生命の危機に瀕していました。
どのようにしてエミリーが意識を取り戻したのか、
ゼルマ先生によって語られます。
手術室に運び込まれるドイルとエミリーですが、
ドクター・ストレンジはエミリーの処置を優先します。
ドイルを後回しにするストレンジにドクター・ブードゥーは反発。
「ドルマムゥの炎」があればドイルは生き返ると言い、
ダーク・ディメンションへと旅立ちました。
エミリーを診察すると、魔法のエネルギーが
血だけでなく全ての細胞にまで宿っていることが判明。
これを取り除くには「HOGGOTH (ホゴス)」の元に
連れて行く必要があるとストレンジは言うのですが、
「すでに彼に対して高すぎる借金がある、もう頼めない」とゼルマ。
それでも2人も生徒を失いたくない、と
ストレンジはエミリーを抱えホゴスを訪ねます。
ホゴスとは、古代から生きる魔法生物の一種。
初出が1972年と古いキャラクターで、
何度かドクター・ストレンジ誌への登場があります。
ホゴスにストレンジは「“もう一つ”頼みがあるんだ」と言います。
“もう一つのお願い”とはどういうことなのでしょうか。
「魔法を使った時には代償を払わなければならない」ということが
1話や2話で出てきていました。
魔法を使うとその代償として「悪いエネルギー」が生まれます。
1話でエミリーが魔法を使った時に出てきた魔物もその一つでした。
どうやらホゴスは、ドクター・ストレンジが将来の脅威に備える目的で
若い魔法使いを教育するにあたって発生する代償を食べていたようです。
今回はそれに加えて「エミリーを助けてほしい」というお願いでした。
そして願いは聞き入れられ、エミリーは目を覚ましたのです。
一方、ドイルを救うためにダーク・ディメンションに向かった
ドクター・ブードゥーはボロボロの姿になりストレンジとともに戻ってきました。
ダーク・ディメンションはそれほど危険な空間。
そのダーク・ディメンションへ突っ込んでいったエミリーでしたが、
ドルマムゥの元へと辿り着くことは叶わずストレンジによって連れ戻されます。
手術室に帰ってきたエミリーは最後に一目ドイルに会おうと
ドイルの顔を覆う布を取ります。
そして、ドイルの額にキス。
するとドイルの体がもう一度炎に包まれ復活したのでした。
なぜエミリーのキスで復活したのか、
前回見せたパワーの爆発が何か関係しているのか、
次回で明らかになることでしょう。
それにしても学園のメンバーがどの子もいいキャラなので
今後も誰1人欠けることなく続いて欲しいと思います。